マスク頭痛

いつもご来院ありがとうございます。
受付スタッフの吉田です。
梅雨時は低気圧や気温の変化で頭痛が増える季節ですね。
私は頭痛と付き合い始めて約20年になります。
そんな私から今日は「マスク頭痛」についてお話しさせていただきます。
マスク頭痛の原因として、次の4つが考えられます。 

酸素不足
マスクを着用していると外から吸い込む空気の量が減ってしまいます。
また酸素が減り二酸化炭素が増えた呼気がマスク内にたまっていきます。
このような状態になると、血液の中でも酸素が少なくなり二酸化炭素が増え、
より多くの酸素を体内に供給できるように血管が拡張し、それが頭痛を引き起こします。

②蒸し暑さ
マスク内は湿度が高く喉の渇きに気付きにくいことに加え、マスクを着脱する
面倒から水分補給の回数が減り、脱水を引き起こしやすくなります。

③耳への負担
マスク紐が耳に負担をかけ、それが首や肩の凝りにつながり頭痛を引き起こす場合があります。
女性はマスクがこすれてメイク崩れするのを嫌い顔が強張り、首凝りに移行し頭痛を呼び起こしてしまうことがあります。

④ストレス
マスクを着けていてさまざまなストレスを感じることも頭痛の原因になります。マスクのせいで肌が荒れた、コミュニケーションがとりにくいなどのストレスも発生します。

マスク頭痛を防ぐにはマスクを「賢く」外すことです。
マスクを完全に外せるようになるにはまだ時間がかかりそうです。
「外せる状況」を見つけてマスクを外すことが重要です。
他者との十分な距離が少なくとも2m以上確保できる、一人でジョギングや散歩をしている時、一人で車を運転している時などはマスクを外してみてはいかがでしょうか。
水分補給やトイレの個室に入る時など短い時間でもマスクを外し、深呼吸や腹式呼吸で息を整え、マスク生活乗り切りましょう!

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