健康とは

大内です。

今回のブログは健康について考えてみます。

なんか堅苦しい感じですが、「健康」の定義はWHOによると、、、

「健康とは病気がないとか弱っていないというだけでなく、肉体的、精神的、社会的に完全に満足な状態であること。」

、、、う~ん。

ということで、他にもいろんな意見があるそうですが、

ネットに載っている、アメリカの著名な微生物学者のルネ・デュボスさんによると、

「人間がいちばん望む種類の健康は、必ずしも身体的活力と健康感にあふれた状態ではないし、長寿を与えるものでもない。(略)各個人が自分のために立てた目標に到達するにいちばん適した状態」

、、、こっちの方がしっくりきます。

じゃあ「健康」の社会的なことについては、仕事や家族・友人・知人環境、住居環境にもよるのでここではパスします。

精神的なことは僕らが協力できるかもしれませんが、最終決定権は本人のものなのでこれもパス。

ただ、身体的なことについてを考えると、身体をより良い状態へと導き習慣付けてもらうことが我々の仕事だと思うのでここを「健康」の一部ではありますが考えてみたいと思います。

現代社会ではPC作業やスマホの利用など、猫背、ストレートネック、腰痛、膝痛など様々な問題が起きますが、日本人では特に昔から農耕文化の民族のため、背中が丸く肩が内側に入っている方が多くいらっしゃいます。

実際、人の体は胸や背中の筋肉が肩を内巻きへ引っ張る作用を持っているので、鍛えた方もご高齢者の方(筋力が落ちた方)もみんな背中が丸くなりがちです。

なぜなら肩を内巻きに引っ張る筋肉の方が外に巻く筋肉より多く、筋肉自体も大きいから、鍛えても衰えても、肩は意識しない限り内巻きになってしまいます。

亡くなる直前まで歩いていたい、「ピンピンころり」が万人共通の願いなのですが、

これがなかなか難しいのです。

歩くためには下肢の筋力が大事ですが、生命維持と適切な歩行動作のために最も人体の中で大事なことは実は胸椎の可動性と言われています。

胸周りが固まって丸まっていたら、呼吸が小さくなり、身体の活動性が低下するだけでなく、肩は動かなくなり、腰痛や股関節痛、膝痛などの原因にもなってしまいます。

現代生活においても背中や首が丸くなるがちなスタイルなので、これを意識して使い、動く状態をキープすることが重要になってきます。

ご高齢でも、持病持ちの方でも、障害があっても、スポーツをする方でも、より「健康」を目指されるのであれば一度お問い合わせください!

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