腱鞘炎(けんしょうえん)の予防
いつもEMO治療院のブログをご覧いただきありがとうございます😊
ストレッチトレーナーの冨岡です。
会社や在宅でのデスクワークやスマホを使う方で親指や手首の痛みでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな手首周辺の痛みの代名詞「腱鞘炎」について簡単にご紹介します。
・腱鞘炎とは?
指や手首の使い過ぎなどによって指に通っている腱と、その腱が骨から離れないようにする役割を持つ「腱鞘」が擦れあって発症する関節の炎症です。
腱鞘炎には主に「ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」と「ばね指(弾発指)」の2種類に分けられます。
「ド・ケルバン病」は指を伸ばす動きをする腱が腱鞘との間に炎症を起こして、指を伸ばしにくくなります。
「ばね指」は指を曲げる動きをする腱に炎症を起こして、指を曲げる際に痛みが出ます。
・腱鞘炎になりやすい方は、デスクワークなどでパソコンを長時間操作する方テニスなどの手首を使うスポーツをしている方ピアノなどの指を使う楽器を演奏する方このような方が腱鞘炎になりやすい傾向にあります。
・腱鞘炎のセルフケア指のストレッチ
①指を一本ずつ、手の甲の方向に反らせます。
②これを2セットゆっくり行います。
・腱鞘炎のセルフケア腕のストレッチ
①肘を伸ばし、腕を前に出すます。
②手のひらをお腹に向け、反対の手で指の付け根を掴みます。
③そのまま反対の手で手首をお腹の方に曲げていきます。
④手の甲をお腹に向けた状態で同じやり方も行います。
⑤これをそれぞれ2回ずつゆっくり伸ばしていきます。
また、お風呂で手のひら側の前腕を揉むのも痛みを和らげる効果があります。
今腱鞘炎はよく聞きますがあまりよく知らない方もいらっしゃると思いましたので今回取り上げさせていただきました。
この機会に腕の疲れをストレッチで和らげて、ストレッチの効果を実感してみていただけると幸いです。ストレッチを生活に取り入れて、日々の疲れを溜めない身体を作って行きましょう!