睡眠の質
いつもEMO治療院をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
今回のテーマは睡眠です。
皆様ぐっすり眠れていますか?
睡眠が浅くなり、ぐっすり眠れた感覚を得られない人も多くなります。
夜中、トイレに起きるのも、睡眠が浅くなっている証です。
睡眠の質が悪化するのは、自律神経の働きが低下しているために起こる症状です。とくに、「疲れているのに眠れない」というのは、心身からの危険信号と考えてください。
疲れているのに眠れない。眠っても疲れがとれない。明日は大事な予定があるのに眠れない。夜中に目が覚めると、心配ごとが浮かんで眠れない。
こうした状態は、精神的なストレスによって起こる睡眠障害です。
おそらくストレスによる自律神経の乱れが原因といえます。 裏を返せば、自律神経の働きを正せば、ぐっすり眠れるようになるということです。
もっとも死亡率の低い睡眠時間は、「6.5~7.4時間」という結果が出ています。 つまり、健康的な睡眠時間とは、だいたい7時間前後ということです。
ぜひ見直してほしいことがあります。
朝は、自律神経が切り替わる時間帯なので時間の余裕を持ってゆっくり起きます。
人が眠っている間、通常、副交感神経が優位になっています。 そして、朝日が昇っていくのにあわせるように、交感神経が優位の状態へとだんだん切り替わっていきます。
このスイッチが切り替わる時間帯である朝は、自律神経が乱れやすい状態にあるのです。
ギリギリに起きて慌ただしく朝の時間を過ごしてしまうと、交感神経を叩き起こすような形になり、切り替えがうまくいかなくなります。
こうなると、一日中、自律神経のバランスが乱れ、疲れやすくなります。しかも、意欲が湧かず、集中力も欠け、イライラしやすくなってしまうのです。
では、自律神経のバランスを整えるには、朝、ゆっくり何をするとよいでしょうか。
①ベッドや布団からゆっくりと起き上がることです。
朝、目が開いても、身体はまだ半分眠っている状態です。飛び起きたりすれば、交感神経を叩き起こす形になってしまいます。そこでおすすめなのが、布団のうえで寝たままできるような簡単なストレッチをすることです。 寝たまま行うツイスト運動をゆっくりと1~2分間してから、起き上がるようにしてみましょう。こうすると呼吸が自然に整い、自律神経も「睡眠モード」から「起きるモード」へとゆるやかにシフトチェンジします。
②カーテンを開けてベランダに出ます。
そして、朝日を浴びながら、外の景色を眺め、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。
こうすると、脳のなかで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンが出ることで、幸せを感じる力が高まり、「今日もよい1日にしよう」と意欲が湧く一方で、ストレスへの耐性が高まります。
③音楽をかけながら、朝の仕度をします。
音楽は、朝の空間を特別なものにすることに役立ちます。音楽には好みがあると思いますが、おすすめは、洋楽です。日本の音楽でもよいのですが、歌詞が分かりすぎて、気分が引っ張られてしまうのは避けたいところです。洋楽ならば、バックミュージックとして朝の雰囲気をうまく切り替え、「特別な時間帯」という環境を演出してくれます。
①~③を今日から実践してみてください。
睡眠の質をあげて、1日を健康的に過ごせるようにして行きたいですね🙋