湯たんぽ
いつもご来院いただき誠にありがとうございます。受付スタッフの吉田です。
2022年も宜しくお願いいたします。
先週は東京でも雪が降るなど寒い日が続いていますが、体調お変わりありませんか。 寒い冬には昔ながらの湯たんぽを使って身体を温めてみましょう!
中国では7世紀から日本では14世紀から使われている湯たんぽ。
未だに少しずつ形を変えながら使われ続けています。
寝る前の布団に入れておいて温めるだけが湯たんぽの使い方だと思っていませんか?それだけではもったいないので、湯たんぽの効果的な使い方をいくつかご紹介させていただきます。
☆寝る時にお尻ににあてて快眠効果
湯たんぽの良い点は入れたてが最も熱くて、朝に向かって徐々に冷えていくところです。温かさで血流が良くなり気持ちの良い睡眠が得られて、朝はスッキリ目覚めることができます。お尻に当てて寝れば温かい血液が足の先まで循環します。
☆入浴前に「腰、お腹、腕、太もも」に当てて冷え性改善
冷たい身体のままお風呂に入っても温まるのは身体の表面だけで、身体の芯は温まっていません。冷たい手やつま先を温めるよりも、「腰、お腹、腕、太もも」を温めた方が温かい血液が全身に行き渡ります。
☆「凝りのポイント」に当ててコリの解消
冬は寒くて姿勢が悪くなりがちです。姿勢が悪いと血流が悪くなり身体が凝り固まって辛いですよね。身体が凝ったままだと頭が痛くなって吐き気がしたりすることも、、、。そんな時は凝りが辛いポイントに湯たんぽを当てましょう。血流を良くして凝りを改善してくれます。
☆「お腹」に当ててガス腹や便秘解消
冬は特にお腹にガスが溜まったり便秘になったりするという人が多いのではないでしょうか。腸を冷やすと腸の働きが悪くなりガス腹や便秘を招きます。ガスを溜めていると体内のガスが血液中に溶け込み毛穴から発散され、臭い体臭になることも、、、。お腹を温めることで腸の働きを助け、便秘しらずのスッキリしたお腹を目指しましょう。
☆「子宮」に当てて生理痛解消
湯たんぽはサイズが豊富にあるので、小さめのタイプを選んで温めたいところにあてましょう。冷えから起こる生理不順や生理痛は、子宮のある場所を温めてあげることで軽減できます。湯たんぽで身体を温め、健康に冬を乗り切りましょう!
※最後に湯たんぽでの低温火傷には注意しましょう。
湯たんぽを使う時には必ず布でくるんでから巾着のようなものに入れて、紐をしっかり結んで肌に直接触れないようにしましょう。低温火傷は水ぶくれになって壊死してしまったり、痕が残ったりすることが多いそうです。くれぐれもご注意ください。