呼吸は大事
大内です。
寒いですね!
EMO治療院の外ではお昼前からぱらぱらと雪が降りました。
そんな日は背中が丸まりますよね!
何故でしょう?
ということで本日は呼吸についてのおはなしをさせていただきます。
冷たい空気が体内に入ってくると熱が奪われるので
背中を丸めることで、入ってくる酸素を小さくしようと身体が自然と機能します。
寒い時に胸を広げて深呼吸する人はいませんよね。
寒い空気は体温との温度差があるので鼻から吸って肺におくる前に少しずつ温められているのですが、大量の空気はすぐには温まらないので、背中を丸めて肺の容積を減らし入ってくる量を小さくしているのです。
呼吸も自然と小さく細くなるのは身体にやさしいからです。
そんな呼吸ですが、ヨガでは深呼吸を細く長くして5秒、8秒、10秒と長くゆっくり吸って吐くことを求められたり、トレーニングでも呼吸を止めないでください、と言われたりします。
出来ない方はどうやったら出来るのでしょうか?
まず深呼吸について、何故必要かと言うと、浅く早い呼吸よりも肺での空気の交換が効率よく行われるからです。
その為、富士登山などの高地ではこの深呼吸が登山事態の成否や高山病の有無を分け、すべてのスポーツにおいてのパフォーマンスに直結するのです。
呼吸は肺における自然現象を利用した空気の交換のことで、肺活量の多い人、疲れず走れる人など、そうでない人の差は
この自然現象をスムーズ行えるようコントロール出来る人が呼吸の上手い人ということになります。
肺活量の大きい人は肺の容積を大きく出来る人。
鼻からの深呼吸が上手い人はコントロールの上手い人。
そのどちらも呼吸筋や骨格の動きがある人です。
一言でいえば、呼吸も筋力です!
呼吸筋が柔らかく力強い人が呼吸がスムーズに出来る人なんです。
なので、私は呼吸が浅いから、とあきらめないで下さい。
吸うときは最大限の少し先まで吸って(咳き込んでもOK) ※軽くなら
これ以上吐けなくなるまで全部吐きます!
これを細く長く行えるよう心がけるだけで呼吸は改善します!
お風呂で胸まで浸かって深呼吸をすると水圧が外から圧迫する力となるのでより効果的です。
さらに!
息をすべて吐くようにすると腹直筋が自然と収縮するように働くので体幹のトレーニング効果も見込めます!
お腹を凹ましたまま呼吸が自然とできればキレイな姿勢だけでなく腰痛予防にもなり効果的です。
トレーニングにおいては胸を張る動作の時は吸って、背中が丸まる動作の時は吐くことでトレーニング効果が上がり、パフォーマンスが向上します。
なんてすごいんだ呼吸法!
ということで長いので今日はこのへんで^^;
EMO治療院では適切なトレーニングと共に呼吸法や身体のメカニズムと知識と経験の元、
ご本人が習慣に出来るようご説明させて頂きます。
ご一緒により快活な身体づくりを目指していきましょう!