運動後の飲酒は、、、

スポーツや運動で汗を流した後のお酒は最高!
と思わず「うまい!」と言ってしまいますよね。

でもちょっと待って!その行為、少し間違えると危険な状態になってしまうかもしれません。

ではどのような事が起こるのか、、、

①水分不足になる

スポーツなどで汗をかいた後の体は、水分が不足しています。 そこにアルコールが入ることでより水分不足に陥ってしまいます。 脱水症状を起こしかねません。

②疲労回復が遅れる

グリコーゲンと呼ばれる物質が疲労回復には不可欠なのですが、 アルコールはそのグリコーゲンの増加を抑制し、回復を遅くしてしまいます。

③栄養バランスが乱れる

アルコールには食欲の増加作用があり、味付けの濃いものや脂っこいものを食べたくなります。 しかし、それでは必要な栄養素が不足するのはもちろん、ビタミンやミネラル、葉酸などを体への吸収までも妨げてしまう。

④質の良い睡眠を妨げる

カラダの水分が不足した状態のままでは、睡眠のリズムを妨害することが科学的にも実証されているのです。 質の良い睡眠はおろか、疲労回復も遅れ、寝付けず睡眠不足になり翌日にも悪影響を及ぼします。

⑤筋肉の成長を妨げる

せっかく筋肉を鍛えても、アルコールを飲むことでその筋肉の成長を抑制してしまいます。 その訳は、筋肉の成長に必要なテストステロンを低下させ、筋肉を分解するコルチゾルが増加してしまうのです。 つまり運動の効果も無くし、さらにマイナスです。

もしお酒の場に足を運ぶのであれば、

☆汗をかいた後は必ず水分補給!

当然、汗をかくと体内の水分が不足します。 脱水状態にアルコールを飲むとさらに水分が不足し危険です! しっかり水やスポーツドリンクで補給をしましょう。

☆運動後の飲酒は最低1時間あける!

脱水症状にならない為にも、水分補給をし、心拍・血圧の上昇が落ち着つく1時間を目安にしましょう。

☆タンパク質を一緒にとる!

肉や魚、大豆・乳製品などタンパク質はアルコールの吸収を穏やかにしてくれる作用があります。 タンパク質豊富なおつまみを頼むよう心掛けてください。

週末はお付き合いが多いと思いますが、運動後の飲酒はなるべく避けてくださいね!