冬の水分補給

水分補給してますか?

夏以上に冬の水分補給を、忘れずに。

冬の四大脱水

①乾燥による脱水
外気の乾燥、エアコンや暖房の使用による室内の乾燥、住宅の気密性により湿度が低いなど、冬は外的な要因から乾燥しやすくなります。
また、身体の体感温度が低くなり喉の渇きを感じにくいので、身体を冷やしたくないために水分を控えるなどといった状態になりがちです。

②ウィルス感染などによる脱水
風邪やインフルエンザなどの感染症は、脱水症発症の原因となります。

嘔吐や下痢などの症状から大量の体液が体外に排出されたり、高熱による体温調節のため発汗が促進されたりするためです。

③脱水による脳卒中や心筋梗塞のリスク
冬は脳卒中や心筋梗塞が増加します。

これは、寒くなって血圧が上昇することに加え、水分の摂取不足から血液の粘度が高くなり、いわゆる血液ドロドロ状態になることが要因として挙げられています。

④アルコールによる脱水
冬場も飲酒の機会は多いです。
お酒を飲むと喉が渇きますよね。
アルコールには利尿作用がありお酒を飲むと脱水状態になっていきます。

お酒を水分とみなして「水分補給をしているから大丈夫」は誤りです。

飲酒をしながらお水の摂取をお願い致します!!

冬場の水分補給のポイント

夏と同じように、通常であれば1日1~2リットル以上はお飲みください。

ただし、冷たい水は身体を冷やしますので、常温や白湯などがよいと思います。

また、大量に汗をかきミネラル分を失う夏場とは違いますので、スポーツ飲料の常飲はおすすめしません。

さらに、風邪やインフルエンザにかかったときやお酒を飲むときにも、適切な水分補給を忘れずに。

冬は夏以上に意識して、水分補給を心がけてください

前の記事

2019年 新年ご挨拶。

次の記事

成人式